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OVERGAARD & DYRMAN
空間を変える一枚
ペルシャ絨毯の取り入れ方
足を踏み入れた瞬間、空気が変わる。そんな体験をもたらすインテリアは、そう多くありません。上質なペルシャ絨毯はその中でも際立つ存在。単なる敷物ではなく、“床に広がるアート”。部屋に置かれた一枚は、時に目を引く主役として、またある時は静かに引き締める存在として、日々に豊かな表情をもたらします。 ここでは、暮らしの中でペルシャ絨毯を取り入れるポイントをご紹介します。 実用と美の両立 ペルシャ絨毯というと、「特別な場所に敷くもの」「美術品のように扱うもの」という印象を持たれる方も多いかもしれません。しかし本来、ペルシャ絨毯は人々の暮らしの中で使われてきた実用品です。床に座り、くつろぎ、家族が集う場所に敷かれるものとして生まれました。 密に織られたウールは耐久性が高く、適度な弾力と保温性を備えています。冬は暖かく夏はさらりとした肌触りで、季節を問わず快適に使うことができます。また、シルクを用いた絨毯は繊細な光沢を持ち、光の当たり方によって文様が豊かに表情を変えます。 細やかな文様や色彩が部屋全体の雰囲気を格調高く引き上げ、暮らしに静かな豊かさをもたらすのです。 ランナーでつくる動きと奥行き ペルシャ絨毯の魅力が際立つ使い方のひとつが「ランナー」。玄関から続く廊下や、ドアの前に細長い絨毯を敷くだけで、空間に自然なリズムが生まれます。 人の動線に沿って敷かれた一枚の絨毯は、奥へと続く道のように視線をやさしく導きます。単調になりがちな廊下やドア前も、そこに色彩や文様が加わることで印象が変わります。通るたびに、ふと小さな美しさに気づく場所へと変わるのです。「通るだけの場所」を「印象に残る場所」へ。それがランナーの魅力です。 壁に飾る、もうひとつの楽しみ方 ペルシャ絨毯は床に敷くだけでなく、壁に飾ることで異なる表情を見せてくれます。繊細な文様や豊かな色彩は、まるで完成度の高い「絵画」。それをタペストリーとして壁に飾れば、空間の主役として堂々たる存在感を放ちます。 とくに、サイズの小さなラグや、細密な模様の作品はタペストリー使いに向いています。絵画とは違い、織物ならではの立体的な質感があるため、光の当たり方によって表情が変わるのも魅力。また、壁面に布の要素が加わることで、空間の音や空気感が柔らかく感じられることもあります。 ターコイズで添える上質なアクセント 白やグレーを基調としたミニマルな空間が主流の近年。そこにクラシックな絨毯を合わせると重く見えるのでは、と感じる方もいるのではないでしょうか。そんな空間におすすめなのが、ターコイズを取り入れたペルシャ絨毯です。 青と緑の中間色は軽やかさと深みを兼ね備え、淡色を基調とした空間に色彩のアクセントを添えながら、空間全体を上品に引き上げます。 また、ターコイズは光との相性も良い色。光を受けることで表情が変わり、時間とともに異なる美しさを見せてくれます。モダンな家具にさりげなく品格を添える。ターコイズのペルシャ絨毯は、軽やかな“格”をもたらしてくれる存在です。 和とペルシャの意外な調和 一見意外に思える組み合わせですが、和室にペルシャ絨毯を置くと、畳や木の素材感と手織りの質感が自然に互いを引き立て合います。 とくに深みのある赤を基調とした絨毯は、和室の落ち着いた色合いの中で美しく映え、障子から差し込む柔らかな光を受けると、温かみを帯びて空間に豊かな表情を生み出します。 長い歴史の中で育まれた文様は、どこか日本の美意識と通じる構造を持っています。余白を活かす感覚や自然モチーフへの敬意、手仕事への価値観。畳のマットな質感と木枠の直線に対し、ウールの柔らかな光沢と絨毯の有機的な曲線模様は、異文化でありながらも心地よく調和します。 空間を完成させる一枚 ペルシャ絨毯は、長い年月をかけて受け継がれていくインテリアです。天然素材と手仕事から生まれる一枚は、使うほどに風合いを深め、空間に静かな豊かさをもたらします。 流行に左右されず、長く使い続けられる。そのサステナブルな価値観も、ペルシャ絨毯の美しさと重なります。 住まいにもうひとつの美しさを加える一枚として、ペルシャ絨毯を迎えてみてはいかがでしょうか。 今回ご紹介した「ミーリー工房」「ソレマニエ・フィニィ工房」は、2026年3月23日までコンフォートQうめだ本店7階にて特別イベントを開催中です。 イベント詳細はこちら。 「ミーリーコレクション」に関する特集記事はこちら 2025.03.01 「ミーリー工房」「ソレマニエ・フィニィ工房」が紡ぐペルシャ絨毯の伝統 その名を知らない人はいないであろう「ペルシャ絨毯」。ペルシャとはイランのことを指し、イランで織られた手織りの絨毯を総称してペルシャ絨毯と呼びます。 東京・白金台に店舗を構えるミーリーコレクションは、ペルシャ絨毯の伝統を継承しながら... 続きを読む 2023.03.07 奇跡のペルシャ絨毯ミーリーコレクション 〈 ペルシャ絨毯の軌跡 〉 自然の恵みを存分に受けて作られるミーリー工房のラグ。 イランの厳しい自然環境のおかげで鮮やかな植物由来の染料や弾力に富んだ羊毛は育まれ、ミーリー工房の絨毯へと昇華されます。 そんな環境だからこそ、イラン... 続きを読む 2022.02.05 ミーリーラグコレクション手紡ぎ・草木染のユートピア ミーリーラグコレクション ミーリー工房は、力強く創造性に溢れた遊牧民の絨毯を原点に、現代において伝統と革新性を融合した絨毯を製作しています。 意味深い文様や物語を持った意匠は、生き生きと語りかけ、私たちの暮らしを豊かに彩ります。 ... 続きを読む EIL TAI Soleymanieh Fini ソレマニエ・フィニィ工房 OMID Soleymanieh Fini ソレマニエ・フィニィ工房 ADAMAK Soleymanieh Fini ソレマニエ・フィニィ工房 SOKOUT Miri Iranian Knots ミーリー工房 SARDAR Miri Iranian Knots ミーリー工房 TANHA Miri Iranian Knots ミーリー工房
2026.03.09
より長く、快適な座り心地へ
ロゼトーゴ仕様変更
人気がやむことのない Ligne Roset (リーン・ロゼ) のアイコンモデル ROSETTogo (ロゼトーゴ) は、2026年1月6日出荷分より一部の仕様が変更されています。 「具体的に何が変わったのか」というお問い合わせをいただくことから、本記事では今回の仕様変更について、主な内容をご紹介します。 仕様変更のポイント Point 01. ウレタン構造 Point 02. ステッチ仕様 Point 03. 底布デザイン Point 01. ウレタン構造 内部ウレタンの構造を見直し、従来品に比べて長期間にわたり安定した座り心地を保ちやすい設計へと進化しました。耐久性が向上し、日常使用でも型崩れしにくく、フォルムの美しさをより長く維持できます。 座った際の沈み込みを抑え、身体をしっかり支えることで、安定感のある座り心地へ変化。特に、膝裏に接する部分の硬さを適度に高めることで、立ち上がりやすさにも配慮し、日常の動作をよりスムーズにします。 使用開始直後は従来品に比べてややしっかりとした座り心地に感じられる場合がありますが、ロゼトーゴならではの包み込まれるような座り心地はそのままに、使い込むほど身体に馴染み、自然なフィット感が生まれます。 Point 02. ステッチ仕様 これまで2列で施されていたダブルステッチは、1列のシングルステッチへ変更されました。縫い目は外から見えない仕様となり、表面の印象はよりすっきりと整います。一方で、縫い目部分の立ち上がりが際立ち、フォルムの張りが一層引き立ちます。 【変更前】ダブルステッチ(背もたれ・座面) 【変更後】シングルステッチ(背もたれ・座面) 細部まで見直すことで、仕上がりの統一感と質感も向上しました。ブランドの世界観を大切に、デザイナーの意図を忠実に再現することで、ロゼトーゴ本来の美しさと迫力を、より純粋に楽しんでいただけます。 Point 03. 底布 ロゼトーゴの裏面にあたる底布は、クラシックタイプに変更され、ロゴマークのロットも新しくなりました。 クラシックタイプとは、1973年の発売当時の仕様を復刻したヴィンテージ感のある仕上げのこと。発売当時のデザインを再現することで、ブランドの歴史とソファの本来の美しさが感じられます。 【変更前】左写真、 【変更後】右写真 普段は目に触れない部分ですが、底布のデザインや色はソファ全体の仕上がりや統一感に影響します。今回の変更により、裏面まで含めたデザインの一貫性が高まり、細部まで配慮した仕上がりとなっています。 まとめ ロゼトーゴならではの座り心地はそのままに、より長く安心してお使いいただける耐久性の向上を目的としたアップデートとなりました。 安定した座り心地と美しい仕上がりを追求した新仕様を、ぜひご体感ください。 「リーン・ロゼ」はコンフォートQ の提携ショップです。ショップにてご覧いただいた商品は、コンフォートQでのご購入が可能です。ペルソナSTACIAカードなど、阪急百貨店でご利用いただける各種カードのご優待もご使用いただけます。詳しくはご購入の流れをご覧ください。 「リーン・ロゼ」に関する特集記事はこちら 2024.07.17 リーン・ロゼ|ロゼトーゴタイムレスに愛されるソファ リーン・ロゼのアイコンともいえるソファ、ROSETTogo(ロゼトーゴ)。 ピュアなライン、体を柔らかく包むようなシェープと絶妙なカーブ。1973年にミッシェル・デュカロワによってデザインされてから、タイムレスなデザインは世代を越え... 続きを読む 2025.04.16 五感で楽しむリーン・ロゼ大阪 老若男女から支持され、ますます人気に勢いが増すフランスの家具ブランド Ligne Roset (リーン・ロゼ)。世界的に活躍するデザイナーとのコラボレーションにより、コンテンポラリーなライフスタイルをトータルに提案しています。 20... 続きを読む and more BRANDS(取り扱いブランド) Ligne Roset / リーン・ロゼ フランス発のインテリアブランド「ligneroset(リーン・ロゼ)」は「コンテンポラリーなライフスタイルをトータルに提案する」をコンセプトに世界的に活躍するデザイナーとコラボレーションし、毎年革新的なインテリアを発信し続けています。 ブランドページへ
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