お家時間を心地よいものにする観葉植物。近年、素肌で自然と触れ合うアーシングなど、自然と繋がることによる健康法も注目されている中、観葉植物は外に出ることなく自然を感じ、触れ合うことのできる存在です。大きいものはお家やお部屋のシンボルツリーに、小さいものであれば日常シーンのお供に。
ですが、インターネットなどで沢山の種類を見る事ができる今、どんな植物が自分に合うのかわからないと悩む方も多いはず。そんな時、素敵なグリーン専門店が強い味方になってくれます。

大阪福島にあるプランツショップOSLOへお邪魔して来ました。オフィス街からすこし外れた所にある、オアシスのようなお店です。

離れた所からでも確認できる、店頭に配置された沢山のグリーンが入店を誘います。今回はオーナーの橋本さんに、人気のグリーンについてお話を伺って来ました。

アウトドアグリーン

オリーブの木が種類豊富に並んでいる店頭。育てやすく、一年を通して美しい葉を鑑賞できるオリーブは初心者にも人気の庭木です。 奥には大きなミモザも確認。

近年日本でも、ミモザの花束を女性にプレゼントする光景を見るように。3月8日の国際女性デーに由来していますが、その日に限らず、日頃頑張っている大切な人に贈る印象があります。黄色く可愛らしい花を豊満につける姿は圧巻。幹が細く玄関先でも比較的場所を取らずに植えることが可能なので、お家のシンボルツリーにぴったりです。

南国感を漂わせるユッカもチェック。
寒さにも暑さにも強いユッカはお庭やベランダにも人気です。単体でその空間の雰囲気をガラッと変えてしまえるシャープなフォルムが魅力的ですね。

店内を覗くと、入口では枝垂れたグリーンがお出迎え。小さいものから大きなものまで、沢山の植物が並んでいる光景はワクワクさせられます。

以前は小さなものがインテリアのアクセントとしてよく使われていましたが、少し前の在宅期間に大きい植物のある生活もスタンダードとなりました。それぞれの好みは勿論ですが、暮らしに合わせた植物の選択が大切です。

インドアグリーン

店内で美しく枝を広げていたのが人気のエバーフレッシュ。爽やかな雰囲気はどんなインテリアにも馴染み、優雅で涼しげな姿で空間の主役にもなる名優グリーンです。

片手に収まる小さなものから天井に届くくらいの大きなものまで、目移りするグリーンの数々。オーナー直々に仕入れをしているので、形をとっても質をとっても良いものばかりです。ただ、その状態を保つのはなかなか難しいこと。室内で一緒に生活をするグリーンは特に、太陽の当たり方や風通しなども気にしてあげたいところです。ぜひプロのスタッフたちに相談してみてください。

最近の流行りは？と質問すると、返ってきたのは「斑(ふ)があるもの」という答え。

沢山の人たちに長く愛されている定番の植物も素敵だけれど、自分だけの個性的なひとつが欲しい。そんな方には、個性が際立つ斑ありグリーンがおすすめです。
品種によって美しいピンクの斑が入るアグラオネマを例に挙げてみましょう。

同じ植物でも種が変わるだけでこんなにも模様に個性が出てきます。ひとつひとつの表情の違いが分かりやすいので、ビビッと来たものをお迎えするのも楽しいですね。

オブジェとして

観葉植物だけではなく、オブジェとして長く愛せるドライタイプも。 こちらは鮮やかなブルーの種子が目を惹く旅人の木のドライ。希少なもので、実際に目で見て選びたいと探している方も多い一品。
変わった形の流木かと思えばサボテンの骨だったり、専門店ならではの変わり種も仕入れられていました。