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Louis Poulsen
ルイスポールセン新作照明「Tomoshi(トモシ)」誕生
日本語の「灯し」より着想を得て名付けけられた「Tomoshi(トモシ)」。チューリップ型の伝統的なオイルランタンをモチーフとしたポータブルランプが、ルイスポールセンより登場しました。 デザインを手がけたのは、日本人デザイナー・佐藤オオキ氏率いるデザインオフィス、nendo(ネンド)です。 「Tomoshiは光を自由に配置できるランプです。どこかに掛けたり、ほかの場所に運ぶこともでき、懐かしさと親しみを呼び起こすと同時に、日常生活に新鮮な息吹を吹き込みます」 佐藤オオキ TOMOSHI PORTABLE Louis Poulsen ルイスポールセン 44,000円 本体のカラーは、落ち着いた印象のダークブラウンと、クリーンで洗練されたホワイトの2色展開。上部にはレザーストラップが収納されており、引き出せばスマートな持ち運びが可能です。なめらかなレザーと本体のマットな質感が手にやさしく、使うたびに心地良さを感じさせてくれます。 nendoとルイスポールセンのコラボレーションは今回が2度目。初の共同制作は、2015年に発表された「NJPランプ」で、NJPシリーズは現在4つのモデルで構成されています。 NJPシリーズ NJP TABLE Louis Poulsen ルイスポールセン 99,000円 NJP FLOOR Louis Poulsen ルイスポールセン 127,600円 NJP WALL Louis Poulsen ルイスポールセン 59,400円〜 NJP MINI TABLE Louis Poulsen ルイスポールセン 86,900円 トモシにも、NJPシリーズと同様に、nendoが大切にするミニマリズムの思想が息づいています。ただ装飾を削ぎ落としただけのシンプルさではなく、機能美と洗練されたデザインの調和が丁寧に考えられており、空間に自然と溶け込む優しい存在感を放ちます。 調光機能はステップ式と無段階の両方に対応しており、柔軟で使いやすい操作性も魅力のひとつです。また、調光に連動して光の色温度が変化するD2W(Dim to Warm)機能を備えており、より豊かなあかりの表情を楽しむことができます。 静かに、それでいて確かに空間の質を高めてくれるトモシ。無駄のないデザインの中に、あかりの本質が丁寧に表現されています。暮らしに寄り添うやさしい光をぜひご体感ください。 今回ご紹介した「トモシ」は、ただいまコンフォートQ うめだ・十三両店で開催中のルイスポールセン特集イベント『灯りを楽しむ豊かな暮らし展』にて、2025年9月28日までご覧いただけます。 イベント詳細はこちら。 「ルイスポールセン」に関する特集記事 2024.09.10 ルイスポールセンの照明に学ぶ-ライティング・レッスン- 生活の上でなくてはならない照明器具。今では好きなデザインや憧れのブランド、様々な方面から照明を探すことができます。ですが、照明を選ぶ上で本当に大切なことは何でしょうか? 今回は、デンマークの照明メーカー「ルイスポールセン」にてお話を... 続きを読む 2024.09.28 「北欧の灯りに学ぶ座談会」イベントレポート 2024年9月13日、14日の2日間、コンフォートQうめだ店にて『北欧の灯りに学ぶ座談会』が開催されました。 ルイスポールセン伊藤氏を迎え、セミナー、店内ツアー、座談会の3部構成で行われた当イベントは、照明にまつわる疑問から照明や... 続きを読む 2025.01.25 ルイスポールセン人気照明「パンテラポータブル」が新しくなりました! ルイスポールセンの人気照明「Panthella(パンテラ)」。1971年に Verner Panton(ヴァーナー・パントン) によってデザインされました。 パンテラシリーズの中でも特に人気の「パンテラ 160 ポータブル」は、パ... 続きを読む 2024.10.08 北欧インテリアブランド紹介 -名作から新しいデザインまでー 世界中で認められた北欧名作家具は、空間に馴染む普遍的なデザインで実用性も高く、いつの時代も愛されてきました。今回は創業順に、コンフォートQにてお取り扱いのある北欧インテリアブランドをご紹介いたします。 Fritz Hansen|フ... 続きを読む BRANDS(取り扱いブランド) Louis Poulsen / ルイスポールセン 1874年に創業したデンマークの照明メーカー・ルイス ポールセン(Louis Poulsen)は、光として質が高く、シンプルで美しいデザインが特徴です。ルイスポールセンは長年にわたり、単にランプをデザインするだけではなく、屋内そして屋外で人々が心地よいと感じる雰囲気を生みだす光をかたちづくってきまし ブランドページへ
2025.09.13
柏木工直営「KASHIWA」
日本の伝統と現代デザインが融合する新空間
飛騨高山の地で積み上げてきた高い技術力と独自のデザインスタイル。約80年にわたり、メイド・イン・ジャパンの高品質な家具を作り続ける「KASHIWA」のショールームが、2025年6月21日にグランフロント大阪へ移転し、リニューアルオープンしました。 JR大阪駅直結の大型複合施設・グランフロント大阪北館3階に位置する KASHIWA は、飛騨高山の家具メーカー「柏木工」によって運営される直営のインテリアショップ。椅子やテーブルを中心とした木製家具をはじめ、"日本らしさ”をコンセプトに厳選したインテリアアイテムを多数取り揃えています。 入口ではウォールナット材を使用した、深みのあるブラウンの家具がシーン展示されており、高級感あふれる設えで訪れる人を迎えてくれます。 見渡した店内にはオーク材の家具が並び、やわらかな雰囲気に包まれました。木の温もりが感じられる広々とした空間はさまざまなシーン展示が設けられ、奥へと導かれるように続いていきます。 進んだ先で目に留まったのは「RIT(リット)」ソファ。好きな場所に差し込んで設置できる背もたれが特徴で、視線を遮らず、開放的でのびやかな雰囲気を演出します。 その隣には、RITシリーズのダイニングセットが展示されていました。縁が削り込まれたテーブルとすっきりとしたデザインのチェアが組み合わされ、軽やかな印象を与えます。天板は円形だけでなく、長方形などライフスタイルに合わせて選ぶことが可能です。 格子の壁を隔てた奥の展示スペースでは、「BOSS(ボス)」スタイルダイニングチェアを発見。名前の通り堂々とした存在感と快適な座り心地が魅力で、高級感や重厚感のあるインテリアをお探しの方にぴったり。2013年度のグッドデザイン賞にも選定されました。 ショールームの象徴である大きな窓に引き寄せられるように、食器が美しく並べられたダイニングシーンや、色鮮やかなストールなどのファッション小物が彩り豊かに展示された空間を進んでいきます。 窓辺に設えられた小上がりのある一角は、まるで旅館のような落ち着いた空間。自然光がやわらかく差し込み、ほっと緩むような温かみが感じられました。 家庭用だけでなく、ホテル・旅館・飲食店などのコントラクト案件まで多くの実績がある柏木工は、幅広いニーズに応える家具づくりが強みです。 奥へ進むと再び大きな窓が現れます。大阪の中心地・梅田を象徴するビル群を背景にしながら、ゆったりと時間をかけて回ることのできるこのショールームは、喧噪とは対照的な落ち着いた雰囲気。 窓から入る光に照らされていたのが、一見造作家具のように見える大型キャビネット。「L.Form(エルフォーム)」というセミオーダーの置き家具シリーズで、豊富なサイズ展開と仕様のバリエーションから、空間に合わせてお選びいただけます。 *高さが出る場合は壁面・天井への固定が必要となり、造作家具の扱いとなります。 さらに印象に残ったのが「SIRASU(シラス)」ダイニングテーブル。左官職人が壁面仕上げなどに使用する、自然素材100%の塗料「シラス」を天板に用いたユニークなアイテムです。細かい石や火山灰を原料とするシラスと木材のコンビネーションが生み出す独特の風合いと質感が魅力的でした。 ショールームの最奥に広がるのは、柏木工の人気シリーズである「CIVIL(シビル)」のコーナー。洗練されたデザインと上質な素材感が調和し、多くのファンに愛され続けているシリーズです。 ウォールナットとオークの美しいコンビネーションが特徴的なCIVILシリーズは2001年に誕生。以来20年以上にわたり高い支持を集め続ける、ブランドを代表するロングセラーです。その人気は国内にとどまらず、海外でも、現代の日本デザインを象徴するアイテムとして高い評価を受けています。 日本人の美意識が息づく暮らしとともに 日本は古くから四季や自然を愛でる独自の感性と美意識を育んできました。しかし、現代のグローバル化が進む中で、こうした「日本らしさ」は徐々に失われつつあります。KASHIWAは1980年以降、「日本らしいデザイン」を大切にし、飛騨高山の伝統や豊かな自然に根ざした家具づくりを続けてきました。受け継がれてきた職人の技と、現代の暮らしや感性を融合させながら、日本の美しさをこれからの時代へと繋いでいきます。 上質な素材と丁寧な職人技が息づく家具は、長く愛される豊かな暮らしのパートナー。ぜひ「KASHIWA」大阪ショールームで、その質感や温もりを体感してください。 RIT CHAIR KASHIWA 柏木工 63,800円〜 BOSS STYLE DINING CHAIR KASHIWA 柏木工 97,900円〜 CIVIL DINING CHAIR KASHIWA 柏木工 59,400円〜 CIVIL DINING TABLE KASHIWA 柏木工 205,700円〜 CIVIL SHELF KASHIWA 柏木工 338,800円〜 RIT TABLE KASHIWA 柏木工 172,700円〜 「柏木工」はコンフォートQ の提携ショップです。ショップにてご覧いただいた商品は、コンフォートQでのご購入が可能です。ペルソナSTACIAカードなど、阪急百貨店でご利用いただける各種カードのご優待もご使用いただけます。詳しくはご購入の流れをご覧ください。 ※一部の商品はショールーム限定の取り扱いとなります。 取材協力 KASHIWA OSAKA 〒530-0011 大阪府大阪市北区大深町 3番1号 グランフロント大阪北館 ナレッジキャピタル3階 TEL: 06-6364-2661 営業時間:11:00-19:00 定休日:水曜日 店舗情報は こちら BRANDS(取り扱いブランド) KASHIWA / 柏木工 柏木工は、昭和18年挽き物工場として誕生しました。飛騨家具の特長のひとつであるロクロ商品の製造に着手しました。 また曲げ木技術も取得し、昭和27年にウィンザーチェアの製造へと発展。本場アメリカに技術の高さを認められ、昭和33年アメリカへ輸出を開始するなど順調な歩みを遂げてきました。 そして近年、 ブランドページへ 「柏木工」に関する特集記事はこちら 2022.11.01 柏木工と木のはなしPart.1樹種編 家具の歴史は古く、古代エジプト女王の玉座に始まり現代まで、さまざまなアイテムが生まれ、そして発達してきました。 その中で素材としてもっとも多く用いられてきたのが「木」です。 私たちはどれほど「木」のことを知っているでしょ... 続きを読む 2022.11.15 柏木工と木のはなしPart.2木目編 木と木目の切っても切れない関係。 木製の家具を検討するとき、理解しておかなければならないのが「木目」です。木の個性であって、その木ががんばって生きてきた証。 日本人はどうしても「すっきりとした癖のない木目」を好むため、さまざまな木目... 続きを読む 2022.11.22 柏木工と木のはなしPart.3工法編 家具の歴史は木から始まったといっても過言ではありません。 切り株を椅子の代わりに使い始めたときから、ありとあらゆる加工の技術が発達し、今に至ります。 家具に見られる技法・工法は、少しでも丈夫でより快適に、そういった人々の思いの結晶な... 続きを読む
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